20代から必要な終活。実母を30歳で看取った筆者が、人生の終わり方を考える必要性を説明します。

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終活って20代から必要なの?

まだまだ人生これからでしょ?

そうですよね。なかなか20代で終活を考えている人はいないと思います。

実際に私もそうでした。

でも、過去に戻ることが出来るのなら、私は20代で終活について

真剣に考えたかったと後悔しています。

その理由を今からお話していきます。

自分の母を看取った経験

私は30歳の時、母を亡くしました。母は53歳でした。

母子家庭だったので、小さいころからずっと母とふたりの生活でした。

母が癌だと分かったのは、私が25歳で結婚が決まったすぐ後でした。

手術はしましたが、転移が進んでいて、完治は難しい。悪性度も強いと診断を受けました。

それでも抗がん剤で進行を遅らすことが可能だったので、

抗がん剤を打ちながら仕事も続けていました。

その頃の私は、母の癌について考えることが怖くて、病気のことや予後について

調べることもできず、自分の子育てにばかり目を向けていました。

心のどこかでは、いつか亡くなってしまうことが分かっていたのに、

結局最後まで向き合うことが出来ず、何もできませんでした。

癌の診断から5年が過ぎ、「5年も生きれたねー。」と母が話した数か月後、

突然の貧血とめまいで入院となりました。

私は3人目を出産してまだ1週間だったのですが、病院に呼ばれて行くと

「余命は長くてあと3か月。短くて1か月です。」

そう先生から言われました。

日に日に弱っていく母に、気持ちが追いついていかず、考えないといけないこと

今しかできないこと、たくさんあったはずなのに、何もすることができず

今まで真剣に向き合ってこなかった自分を何度も責めました。

病室の母からの電話で「家に帰りたい。」と泣きながら言われた時、

どうしてちゃんと母のことを考えてこなかったんだろう、

母と最期の時のことを話しておかなかったんだろうと後悔しました。

突然入院して3週間後、母は息を引き取りました。

病院から息を引き取ったと連絡があり、すぐ駆けつけると

母は眠っているような安らかな顔で、目尻には少し涙が溜まっていました。

私が身元引受人なので、私が到着すると、悲しむ暇もなく

「何時何分、亡くなられました。」と今の時刻を紙に記入され

「葬儀会社はお決まりですか?手配の電話をお願いします。」

と言われました。

身近な人を看取ったこともなければ、葬儀会社の違いも分からない。

どこのお寺にお願いしたらいいのか、これからどれくらい費用がかかるのか、

初めてのことばかりで戸惑いました。

母が亡くなって初めて、亡くなった後のことを考えておく必要があると気づきました。

終活を20代から考える必要性

今20代の方のご両親の年齢は、50代くらいだと思います。

自分の終活を考えることも、もちろん必要ですが、順番からすると

両親が亡くなるのが先ですよね。

親が亡くなった時、喪主を務めなくてはならないのは子供です。

だから、20代から親の終活を一緒に考えていく必要があるのです。

まだ働き盛りの50代の親に、終活の話をすると「縁起でもない。」と

言われるかもしれません。

実際に私も、母が亡くなる1週間前に、まだ健在の祖父母に

母が亡くなった時の相談をしたら「まだそんな話をするのは早い。」「まだ出来ることは何かある。」

と言われて、相談することもできませんでした。

でも、それでも腹を割って話して欲しいです。

親が元気なうちに、どうやって看取ってほしいか。

どんな葬式で、お墓は建てるのか、費用はどうするのか、

話しておかないと、必ず後悔します。

家族と自分のための終活

私には同い年の夫と4人の子供がいます。

子供に私と同じ思いはして欲しくない。

どこの葬儀会社に頼めばいいのか、お墓はたてるのか、お金はどうするのか。

私たちが亡くなってから子供達が迷ったり、悩んだり、困ったり

するのだけは避けたいと思っています。

なので、夫とは自分たちが亡くなった時のことを話して決めています。

まとめ

母の死を経験したからこそ、終活の大切さを身をもって感じることが出来ています。

私のこの経験が、少しでも皆さんの役に立てたら…

そんな思いで、書かせていただきました。

私が後悔したことを伝えることで、一人でも多くの人が

大切な人との別れを、納得のいく形で見届けることが出来ますように。

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